スパイと公安警察 実録・ある公安警部の30年 app for iPhone and iPad


4.1 ( 5411 ratings )
Entertainment Book
Developer: BooksBox, K.K.
3.99 USD
Current version: 1.0, last update: 7 years ago
First release : 20 Apr 2011
App size: 13.2 Mb

KGB、CIA、北朝鮮工作員・・・・・・
スパイ天国東京に蠢く各国情報機関員を、日夜追いかけるはみ出し捜査官。

● 著者、泉修三氏の実録 公安警部の30年のストーリー
● 新米巡査 人間という生き物は「こころ」を持っている
● イリーガルスパイ その不審な行動ゆえに二年間のマークしたオーストラリア人貿易商
● 籠絡されたCIA女性職員 CIAの情報が漏れる危険性がある
● 北朝鮮工作員「土台人」 北朝鮮出身スパイと密接な関係を持っている者
● ソ連スパイとの闘い 在日ソ連大使館員約120名中、3分の2がKGB諜報機関の人間

特別価格 期間限定 書籍定価1,680円

組織に対する屈託を抱え、神経を病み酒浸りになりながらも職務を遂行するハードな日々。
警視庁公安外事一課、内閣調査室国際部勤務時代のエピソードを中心に、捜査の日常が淡々と綴られた異端の公安捜査官の独白。


■目次

●1.新米巡査
・「こちら亀有署青戸交番」
・家出人
・屍と過ごした二時間

●2.地獄の上野警察署
・酔っ払い、スリ、暴力団、オカマ…
・上野警察の二四時間
・暴力おでん屋壊滅作戦

●3.連続企業爆破事件
・「築地のバクダン事件に行け!」
・踊らされた韓産研爆破事件特捜本部
・「ギョロ目、丸顔、長髪」の男

●4.イリーガルスパイ
・イリーガルスパイとは
・外国人クラブの会員名簿に浮かび上がる不審人物たち
・オーストラリア人貿易商ドリューの視察

●5.籠絡されたCIA女性職員
・「マレーシア人のサーラス」
・サーラスの人脈
・堕胎

●6.基地班の捜査線上に浮かんだサンキスト
・スパイ容疑者サンキスト
・ホモの社交場を視察
・サンキストの逮捕

●7.北朝鮮工作員に協力する「土台人」
・「土台人」
・山王ホテルへ行け
・アメ公三人の割りつけ

●8.機動隊員に変装
・「この男の氏名・国籍を取れ」
・エンゴルズベーに職質
・関東管区警察学校へ

●9.内閣調査室国際部
・内閣調査室国際部
・混迷する国際情勢
・日本と各国の情報機関

●10.ソ連スパイとの闘い
・精鋭部隊――外事一課第四係
・KGBを追え、追うんだ
・ソ連大使館のスパイたち

●11.右翼対策・過激派対策の現場へ
・右翼対策室へ
・右翼街宣車の取締り
・死体なき殺人事件

●12.国際テロ班
・国際テロ班班長
・ヨーロッパのテロの動向

●13.協力者工作
・アラブテロ防止策
・イラン人の東大留学生グループ

●14.警部昇任と自律神経失調症
・警部試験
・査問

●15.恋人
・再会
・学生時代

●16.公安警部
・田無署へ
・「ねむいねむい病」との闘い

■著者 泉 修三
1944年東京生まれ。都立両国高校、東京都立大学法学部卒業。
67年警視庁に入庁。公安部外事一課、内閣調査室国際部などを経て、96年警視に昇任、同年退職。
その後、日本調査情報学院教務部長・調査部長を経て、(株)日本メディカルエステティック研究所役員付法務担当部長、(株)フェスタ統括相談室長を歴任。